【自分らしく】孤独を恐れるのをやめる事で生活に変化をもたらすには

LIFE

孤独に対して恐れを感じたことはありませんか? 
多くの人は「孤独」や「ぼっち」という言葉に対してネガティブな印象をもっているのではないでしょうか?
実際に人との絆やつながりこそ重要であり、孤独はよくないことという常識があります。
しかし「孤独はみじめだ」と思い込んでいる自分の中に固定観念としてあるとして、もしこれが自分の能力やスキルを高められるとしたら人生がたのしくなるのではないでしょうか。
また人間関係などに疲弊し孤独を感じた際に、自分との対話(内省)をする習慣が身につくことでらくになる方法を著書を引用してご紹介します。😀

  • ありのままの自分を知る
  • 内省とは?
  • 自分をさらけ出す勇気
  • 大切なのはこれからの未来
  • 孤独をたのしむとは、自分を貫くことであり、自分らしく生きること

ありのままの自分を知る

孤独を恐れる人は、自分をよりよく知ることができません。
いつも誰かと一緒にいたり、いつも誰かとつながっているために、ひとり内省する時間が十分にとれないからです。
たとえば就職にい際して自分の適性が分からない、自分は何がやりたいのか分からない人も、本当の自分が見えていないからともいわれます。
自分と対話することになれていないから「自己分析」などといきなり素の自分に直面しても、とどまってしまう。
「将来に希望が持てない」というものも同じで、自分の得意不得意を認識していないから、何をしていいか分からない。だから不安感や絶望感に襲われるのかもしれません。


しかし一人で内省するからこそ、自分の長所も短所も含めて、「ありのままの自分」を知ることができます。
そして自分を知ればしるほど、それを活かす道もきっと見えて来ます
それは、職業の選択、人間関係、お金の使いを含めたライフスタイルの全方位にプラスの影響を及ぼすものであり、より幸福に近づく方法のひとつです。
本来の自分を活かせば、より個が輝き、それが自身になり、ますます「ありのままの自分でいいんだという確信が持てるようになります。
同時にそんな確信があれば仮に他人からネガティブな評価や反応を受けたとしても、本当の自分に照らして受け止める、あるいは聞き流すという選択が自らの意志でできます。
そのためには、自分を否定したり嫌ったりするのではなく、自分の本心を受け止め、それを肯定することです。

内省とは?

内省とは、自分の価値観を受け入れ、それをベースに経験を振り返って分析し、思考体系と、行動体系を修正し、自らを成長させてゆく、高度に知的な作業です。そうやって自分で自分の心を錬磨していく・・・
孤独による内省とは、自分で自分の精神を進化させる「セルフ・ディープラーニング」とも言えます。
孤独の中で自分と向き合うことで、自分の感情を意のままに操れるようになれます。


自分で自分を理解し、認めてあげる事ができれば「分かってくれない」「評価してくれない」という不満が出ることはありません。
自分が全力を尽くして事に当たったなら、満足できる結果だろうと、そうではなかろうと自分の努力を認めることができます。
自分の中で、不安や悩みも自己消化できるし、出来事へのとらえ方を変えて幸せを感じられます。
そんな精神の強さを獲得するには、必ず孤独の時間が必要になります。
いざとなったら、一人でも平気であると自身を持て、嫌われて孤独になっても気にせず「自分にとって本当に大切なのは、自分の人生を生きること」と思える強さは、大人としての成熟度と言えるのではないでしょうか。

自分をさらけ出す勇気

自分をさらけ出すことによって、弱い自分をオープンにしていくことです。
自分を飾ったり無理に大きく見せようとするのではなく、「自分は弱い人間かも知れないけど、それが自分なんです」と、今の自分をさらけ出す。
そうやって自分を肯定し、それを外に出し続ければ、弱い自分であっても納得感が次第に出てきます。
自分をさらけ出せば出すほど、その状態に慣れ、見栄を張ったり過剰に他人の目を気にしたりすることもなくなります。それは、「いい人であろうとしないといけない、自分を抑えて周囲と合わせないといけない」と脅迫観念からの脱却を意味しています。
逆にそうしなければ、自分の欠点ばかりにフォーカスし、過去を悔んだりすることになりかねません。

大切なのはこれからの未来

今から自分は何をやるか、何を変えるかを考えるには、今の自分の現実からスタートするしかありませんから、自分を不定してては前には進めないと思います。
ただし、ありのままの自分を受け入れ肯定することは、自分がこれ以上成長しなくてもいいとか、不満な現状に甘んじるという意味ではないし、意地になって我を通すことでもありません。
「今までの自分はこれでよい。不定もしない」ことです。

孤独をたのしむとは、自分を貫くことであり、自分らしく生きること

本来は自分に代わる誰かはいませんから、自分は世界でたった一人の唯一無二の存在のはずです。
しかし、孤独をたのしめない人、孤独を恐怖に感じる人は、他人から嫌われないように、仲間外れにされないように、自分の本音を抑え、周囲に迎合しようとします。
それを子供のころからあ続けていると自主性が育たず、個性も磨かれません。
孤独を避けようという努力は、自分をごまかすことでもあり、「自分はこうゆう個性をもったこうゆう人間である」と信じる自我が確立しにくいのです。
孤独が寂しい人は不安を感じやすく情緒を不安定になりがちです。
それは自我の貧困さからくる感情であり、精神が成熟していないからです。しかし自我が確立していれば、情緒も安定し、孤独は寂しさを感じるものではなく、むしろ豊かな時間に感じられるもです。


また、人が孤独感を覚えるのは、本当の自分を理解してくれる人がいないと感じた時です。
自分の考えが受入れられない、周囲から疎外されているような、自分が無視されているような感じでしょうか。

周囲と上手くやっていくことを優先し、自分をつらぬかずに周囲に合わせていれば、周りとぶつかったり、人間関係でさざ波が立ったりする場面は少ないでしょう。
しかし、それは本心で生きているわけではないので、結局、自分が周りに受入れられているという実感につながりません。
孤独を避けるために自分を抑えて周りに合わせようとすればするほど、誰かと一緒にいても「孤独感」に襲われやすいのです。

最後に

自分の本音を出し、意志を貫き、自分の能力を発揮しようとすれば、時に周囲と摩擦が起きることもあるし、それで離れていく人もいるでしょう。
自分を嫌う人がわかっていても、自分がやりたいことを貫くのは、自分の人生を大切にしているということ。
それでも自分の個性を表現していれば、むしろ魅力を感じる人も増えていくでしょう。

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