【退屈な人へ】人生をおもしろくする「いいな」を探す力を高めよう

LIFE

「そんなことして何になるの?」とか「何もやることがない」と感じてしまう場合、人生に退屈しているのかもしれません。
たまのことならいいのですが、「日々が退屈でつまらない」といつもいつも感じているなら、考え方を少し変えていきましょう。「退屈を放っておいてはいけない」というお話しです。

  • 退屈を放っておいてはいけない!
  • なぜ毎日がつまらないと思うのでしょう?
  • 夢を見たり、希望をいだく練習をしましょう
  • 根拠のない思い込みを捨てる

退屈を放っておいてはいけない!

たとえば、
「物を片づけると何かいいことがあるの?」
「物を捨てると何かいいことがあるの?」と人から質問があったらどうですか?
そうゆう場合、不思議な気持ちになります。何かいいことがあると分からなけば、何もやりたくないのでしょうか・・・


ちなみに、片づけのための片づけをしても、うまくいきません。
もっと心地よい暮らしにするために片づけを始めたのに、片づけが最終目的になると、かえってストレスがたまることがあるからです。

うまく片づけられないと、そこでゲームオーバーになってしまいます。
逆に、きっちり片づけることができても、次に何をしていいのか分からなくなります。
長期的なビジョンを持ってプロセスを楽しんでいれば、自分が前進している実感が持てるので、「こんなことして何になるの」という疑問はわかないのでしょうか。


ふだん、「何もやることがない」と感じてしまう場合、人生に退屈しているのかもしれません。
人は誰しも、「ああ、なんか退屈」と思う時はあります。特に週末はやる事がなくて退屈と思っていたら、余計な物を買ってしまい、家にガラクタが増え、貯金ができなかったなんてありそうですね。

なぜ毎日がつまらないと思うのでしょう?

やる事がないと思っている場合、じつは何もやらないことを選んでいるだけなのかもしれません。
もしくは「退屈だ」と言いながら、自分が本当にしたいことはしていない・・・。
何がしたいのか分からなかったり、ほかのことで忙しかったりするからです。
とくに完璧主義だと、失敗したくないので、やりたいことでも挑戦しない傾向があります。

自分でよくよく考えてみれば、満たされていない理由が薄々でもわかるはずです。
欲しいものや状態があって、それを手に入れられないから満たされないのです。
テレビを見たり、ショッピングしたり、散歩に行ったり、本を読んだり、他の人のブログを読んだりして退屈をまぎらわすのもいいでしょう。けれども、こうゆう行動は根本的な解決にはなりません。
まず、自分が退屈していることを自分で認め、その理由を考えるしかないのです。


これは自分が本当に欲しいものを探す作業でもあります。
退屈な時、外的な刺激を求めがちですが、答えは自分の中にあります。
自分が本当に欲しいものを手に入れるために、面倒でもつらくても少しずつ頑張ると、もう少し日々が充実します。

自分が本当に欲しいものを見つけるために、ふだん考えているのを避けていることと向き合ってください。自分に対しての様々な劣等感をいだいていたポイントは色々あるかと思います。
勇気を出して向き合うのを避けている問題を洗いざらし書き出してみるとよいでしょう。


そして、「こうゆうことはたしかに問題かもしれないが、自分は自分でいいじゃないか」と折り合いをつけたり、「この問題を改善するために出来る事からやっていこう」と前向きにとらえます。
問題から逃げている限り憂鬱(ゆううつ)は消えません。


どんなに小さいことでもいいので、自分が心からやってみたい、と思うことをやると退屈なんて感じなくなります。様々なことを夢見るのも立派なスキルの一つです。小さいときは、いろいろな夢があっても、大人になったら忘れてしまうものです。

夢を見たり、希望をいだく練習をしましょう

自分がほしいもの、叶えたい状態を紙にできれば100個ぐらい一気に書いてみます。
とても出ないという場合は、毎日一つずつ書いていきます。
そのうち、いろいろやりたいことを思いつくようになります。
好きなことをやっていれば、もっと生活が楽しくなるし、どんどんアイデアがわいてきます。


ですが、やりたくないなら、無理してやらなくていいのです。
人がいいというからやるのではなく、自分が本当にやりたいと思うことをやりましょう。

根拠のない思い込みを捨てる

退屈しているときは、言わば「いいなと思えること」を探す力が低下しています。
積極的に、「あ、これっていいね」と思えることを探して、「いいな」と思ったことを行動に移します。


SNSで誰かが「こんな店に行きました」と写真を投稿したとします。
ただ「いいね」を押すだけでなく、実際に自分もその店に行ってみます。
誰かが、「これ作りました」と料理の写真をのせたら、自分でも作ってみます。
自分や家族の食事をいつもより丁寧に作ったり、見ず知らずの他人に親切にしたり、ちょっとしたボランティアをしたりすると考え方が前向きになります。


自分で自分を認めるようになろう、セルフエスティーム(自己肯定感)をあげよう、もっと自分を大事にしよう、というのは昨今よく言われることです。


今の自分はもう充分なものを持っているし、好きなこともやりたいことも沢山あるはず・・・
ただ、余計な思考が、その事実を見えなくしているだけです。
根拠のない思い込みを一つひとつ捨てれば、周囲の出来事は何一つ変わらないし、「あれをやってみよう」「これもやりたい」とわくわくした自分に変われます。

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