【よい印象に】単なる雑談でも上手な始め方があります(初対面)

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何事にも準備は大切ですね。
会話をする際は、雑談でさえ「よい印象」や「安心感」を与える準備が必要です。ふだんの会話でも上手な始め方さえ知っていれば、自然ないい印象でスタートがきれるはずです。” 初対面 “でも第一印象の大切さを心得ておきましょう。

  • 相手を見抜く目はありますか?
  • ひと言そえて自分から挨拶をしてみる
  • 笑顔で自分から進んで話しかける
  • 話しかけても大丈夫か相手に気をかける
  • 相手の目を見て、自分から自己紹介する
  • 言葉のキャッチボール

相手を見抜く目はありますか?

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初対面でも自然に会話(雑談)を始められる人は、相手への自分の見せ方をわかっています。
そのためには、チョットした準備ができているかどうかで自然なスタートがきれるか変わってきます。

チョットした準備とは、「よい印象を相手に与えること」です。
具体的には、会った瞬間に気持ちのよい挨拶をするかどうか、目はどこを見ているか、こちらの話を聞こうとしていかどうかが、人間性を予想させる糸口になります。

ひと言そえて自分から挨拶をしてみる

会話でよい空気を作るためには、これから話をする相手の姿が視野に入ってきた時点からその人に集中し、第一声を発するとき(目が合う瞬間)を待ちます。その瞬間が来たら「おはようございます!」「こんにちは!」と、元気に挨拶してみましょう。

誰が見ても気持ちのいい朝だとわかっていても、「気持ちよい朝ですね」と付け加えます。
ひと言そえて、相手が言葉を返しやすいようにしてあげれば、そこから会話の続く可能性が大きくなります。

またポイントとして、挨拶をしつつ、気取ることなく接する気持ちで「~なんですか?」などと少し砕けたひと言を加えることで堅苦しさを感じさせないのも大事ですね。
「フランクに感じるひと言をそえる」ことを意識するだけで、印象はだいぶ変わります。

笑顔で自分から進んで話しかける

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笑顔には、どんな人をも引き寄せる、奇跡的なエネルギーがあります。
ですから、ニコニコしている人に不快感を抱く人はまずいません。

無表情で会話をしても相手側からみれば、よい印象はありませんよね。
誰もが知っているスマイルマーク(ニコちゃんマーク)のイメージを思い浮かべて、軽く微笑んでいれば自然と口角が上がって歯を見せた笑顔になれます。
人の本能は、暗闇よりも明るい光の方へ向かおうとしますので、青空に輝く太陽のように、キラキラした笑顔のところに行きたくなるのです。

話しかけても大丈夫か相手に気をかける

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会話の上手い人は、声をかける前に相手の様子に集中するので、話をしても大丈夫かどうか状況(空気を読む)を見極めます。
仕事上の集まりに限らず、プライベートな飲み会の場においても、足早に動いていたり、携帯を握りしめていたら「今は話しかけないで」というサインかも知れません。

そんな時こちらに気づいていなければ、そっと離れて様子を見ましょう。

もし目が合ったなら、会釈だけにして「お忙しそうなので、また後でお声をかけます」と言っておきます。
こうしておけば相手からは、気が利く人だなと思ってもらえます。
場合によっては、「先ほどは失礼しました」と相手から声をかけてくれるかもしれません。

会話の下手な人は、その場の空気を読まないため、普通に近づきます。
相手が忙しそうにしていてもお構いなしです。ボーっとしているので、すぐに声をかけます。
結果、空気が読めない人(KYな人)というレッテルを貼られてしまいますので注意しましょう。


職場の中でも、相手が忙しくしていない時でも話をする前に、「今、話しかけても大丈夫ですか?」と言われれば、たいていの場合「大丈夫ですよ」となります。
自分のことを気にしてくれるとわかれば、誰でもうれしいはずです。電話をかける時も同様で、顔の見えない相手に対して、まずは相手の状況を聞く。
そうゆう気配りを心がけて接すれば、初対面でもはずんだ会話ができるようになると思います。

相手の目を見て、自分から自己紹介する

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初対面の場合、会話を始めるにあたって大切なのは、相手によい印象を持ってもらうこと。
第一声と笑顔は自分から。
話しかけて大丈夫と判断したら、自己紹介をします。
自己紹介とは文字どおり、自分を紹介すること。名乗ることです。
名前は、れっきとした個人情報です。大切な情報を教えてくれたのだと、相手は安心します。
つまり、警戒心がとれるわけです。
自己紹介をするとき大切なのは「目力」です。しっかり相手を見つめると、真摯な姿勢が伝わります。
自己紹介の時の目力には、意思があります。
「私のことを知ってください。そしてあなたのことも知りたいです」という意思です。
目には口ほどにものを言います。しっかり、意思表示をすることです。

言葉のキャッチボール

会話とは、相手があって成り立つもの・・・
ひとりごとを言い続けるのとはワケが違います。

自分から声をかけ自己紹介をしたら、ここでシフトチェンジです。
今度は、相手が自己紹介する番となります。野球でいえば、表と裏です。
自分の紹介が終わったら、速やかに心のスイッチを切り替えて「聞く体制」に移らなくてはなりません。

間を置いて聞く体制をつくることで、相手は「今度は私の番だ」と認識するわけです。

会話の下手な人は、これができません。
自分のことをわかって欲しいという気持ちが強すぎるためか、聞かれてもいないのに自分のことを紹介しまくり、攻撃だけで終わってしまいます。

散々話しまくった後、「ところで、あなたの名前は?」と言ったとしても、時すでに遅し。
相手は聞き疲れ、もうぐったりです。

なので、心のスイッチを持っていないと、バランスが崩れます。
自己紹介の場で大切なのは、相手との調和、バランスです。
そのバランスとは、シーソーみたいなものとしてもい言えます。
「自分が上がったら、今度は相手を上げる」要は「譲り合いの精神」。
これを知っていれば気持ちよく自己紹介をし合えるはずです。

相手の自己紹介が始まったら、忘れないようにしっかり聞きましょう。
ここで大切なのは、相手の言葉を繰り返して言うことです。

たとえば、
「〇〇と申します。A社に勤めています」
「〇〇さんですね。A社に勤めていらっしゃるのですね」


これでオーケーです。
相手の言った言葉を返してあげると、相手はいい気分になります。
「自分のことを、きちんと聞いてくれた」「名前も、覚えてくれようとしている」そう思ってくれます。

特に初対面では、自己紹介の時にしっかり相手の言葉をリピートしておくと、いい印象を持ってもらえます。

最後に

Photo by Kenan Buhic on Unsplash

雑談でも会話の上手な人は、自然に話を始めていきます。
なぜなら、相手への自分の見せ方をわかっているので、よい印象を与える準備ができているからでしょう。

笑顔は相手に対して安心感を与えます。
笑顔がむずかしいと思ったら、口の口角を少し上げてあげれば自然と笑顔になっていきます。
相手のテンポに合わせて会話のリズムをつかめば、心地よいペースで会話が弾むでしょう。

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