捨てても、捨てても、部屋がすっきりしないのは、その一方で買い物をしているからかもしれません。
子供の頃は、親から「お金を使うこと」を学んだら、次に「お金を使わない」ことを学んだはずなのに、最近は安くて素敵な物が簡単に手に入るため、次々とほしい物が出て来てしまい、その場の気分でつい購入してまう。
シンプルライフを目指すなら、当たり前になっている日々の買い物という習慣を捨てるのが早道ですね。😀
- その買い物、本当に必用ですか?
ー 手持ちの不用品を処分する
ー 自分の買い物の傾向を分析する
ー 「買わない挑戦」をはじめる
ー 挑戦中は買い物の記録をとる - 制限をかけることで、必用なものが見えてくる
その買い物、本当に必用ですか?
新たな価値観を生み出すために、買わない挑戦をしてみましょう。
無意識のうちにドンドン買い物をしている人は、とりあえず、1週間でも2週間でもいいので、「買わない生活」にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
そんなときは次のような方法がおすすめです。
1)手持ちの不用品を処分する
1日のわずかな時間をつかって、いらない物を捨てるだけで、少なくてもこの事に気づくと思います。
・これまで買った物の大半は不要な物であった。
・中にはずっと使い続けている物もあった。今後はこれを買い換えていけば生きていけるのではないか?
実はそんなに物を買わなくとも生きていけることが分かると、不用品を捨てながら同時に、買い物をしようとは思わなくなります。
2)自分の買い物の傾向を分析する
「買わない挑戦」のルールを決めるために、自分の買い物のクセを分析しましょう。
特にどんな物をよく買っていますか?
物を整理していると、「とくに買うのが好きな物」がやたらと数を持っている事に気づきます。
人によって生活関係、趣味などの物がありますが、衣類、バッグ、化粧品、アクセサリー、ぬいぐるみ、本、ゲーム、フィギュア、ファングッズなど、人によっては買いすぎる物は違います。
どんな店で買っているか、どんなシチュエーションで買っているかも重要です。
ネット通販が多い、コンビニに毎日のように行っている、100均は毎週チェック、デーパートのタイムセールが大好き、デパートの物産展が大好き、など思い浮かべたら分析してみましょう。
3)「買わない挑戦」をはじめる
買いすぎている物や、買い物の傾向がわかったら、実際に買わない挑戦をはじめます。
「今後は必要な物しか買わないようにしよう」と思っても、目標があまりにも漠然としていると失敗しやすくなりますので注意です。
分析した自分の買い物のクセをもとに、「買わない挑戦の期間」と「ターゲット」とする物を決めてみましょう。
あまり厳しいルールを作るとかえってすぐに挫折しまうので、得策ではありません。
ここはあえて、自分が達成しやすい目標を設定することをお進めします。
たとえば、
・1ヵ月だけコンビニに行くのをやめる
・1ヵ月だけ100均では何も買わない
・3ヵ月間、どうしても必要なものしか買わない
・半年間、消耗品のストックの大量買いをやめる など・・・
簡単なものから始め、徐々にハードルをあげていきます。期間をクリアーしたら繰り返し挑戦してみましょう。
4)挑戦中は買い物の記録をとる
買わない期間中は、何かを買ったらメモなどでもよいので、記録をとってください。
パソコンでも家計簿帳などのような物をつかってもいいです。
記録をとらないと、何をいつ買ったかなんてすぐに忘れてしまうからです。
記録をとることで、買わないチャレンジの達成状況がわかり、やる気も維持できるはずです。
もちろん、自分の買い物のクセもわかります。
買わないことと同じくらい大切なのは、うっかり買ってしまった時の状況の分析です。
失敗の要因を見つけて、次につながていきます。
制限をかけることで、必用なものが見えてくる
家の中の物を少しずつ熱心に減らし続けていたら、買い物をする頻度が次第に減っていくと思います。
私も金銭的な余裕もあるわけでもないので、元々そんなに物は買っていませんでしたが、そこまで必用でもない少額の物を1つ、また1つと買っており、ガラクタを貯め込んでいました。
「買わない挑戦」を始めたのは、無意識に買っていたら、不用品はいっまでたっても減らないという当たり前の事実に気づきいたからです。
ストックを買いすぎることもなくなり、安いから、セールだから、という理由でいらない物を買うこともなくなると思います。
「買わない挑戦」をしているからといって、何も買わないわけではありません。もちろん必要な物は買います。
買い物に制限をかけることによって、徐々に自分の暮らしに必要な物が見えてきます。
必要な物にだけお金をかけるので、ムダ遣いが減り、お金がきっと残るはずです。
残ったお金は貯金したり、自分に投資してもいいですね。
コメント